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Posted by さがファンブログ事務局  at 

2009年02月25日

名前の由来。

【誰故草】【エヒメアヤメ】どちらが本当。??

明治32年、植物博士の牧野富太郎先生が愛媛県腰折山で発見されたこの花を新種のあやめとして発表されたのが、地名を取って【エヒメアヤメ】と命名されました。♪♪

ところが、西日本各地でもっと昔からあったことが報告され、和歌などに残っていた【誰故草】を正式名称として登録されました。♪♪

【エヒメアヤメ】は、そのまま別名として残されましたので、通称として全国で使用されています。♪♪

   誰故に 乱れそめきし 花なれや

             みちのしりへの 里ならなくに
(西備名区)


それまでは各地で【小杜若】【一寸菖蒲】【雛菖蒲】【丘菖蒲】【姫菖蒲】【タロヘーソー】などの名前で呼ばれて居ったようです。♪♪

戦前までは小城市三日月から鳥栖・さらには筑紫野・篠栗辺りまで筑紫山系の里山には至る所で見かけられたようですが、今では佐賀県内ではここ(佐賀市久保泉町)だけにしか自生株は無いようです。♪♪

名前の通り、花丈10cm程度の可愛いあやめの花を今年も見に来て頂きたいと、町内一丸で準備しています。♪♪

郷土の歌人、中島哀浪も里山の風景を、

   ふるさとの 帯隈山の うぐいすは

              今も鳴くなり その竹むらに


と読んでいます。♪♪・・・・・春の里山でお逢いしましょう。♪♪♪  


Posted by ヒロリパパ  at 18:55Comments(4)