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Posted by さがファンブログ事務局  at 

2009年04月12日

あと僅か・・。





いよいよ「えひめあやめまつり」も12日(日)を残すのみになりました。♪♪






ここの所の連日夏日で一気に咲き終わった株が増えたようです。♪♪

遅咲きの株が数株・・咲き遅れまいと??必死に咲いているように見えました。♪♪








【誰故草】の花期が終わるのを見図るように山藤や桐の花が咲いていました。♪♪

何れも風情があっていいものです。♪♪



ふと、空を見上げたら夕焼けに照らされた飛行機雲が綺麗でしたよ。☆☆☆

今年のみ納め・・。来れる可能性のある方は無理してでも見に来てくださいね。♪♪♪  


Posted by ヒロリパパ  at 00:31Comments(2)

2009年04月05日

雨の初日。



日が変わったので昨日から「えひめあやめまつり」が始まりました。♪♪

あいにくの雨で予定していた「えひめあやめマーチ」は中止。そのまま「まつり」が始まりました。♪♪



下の駐車場から歩いて行くと《サルトリイバラ》に花が咲いていました。♪♪



すぐ傍で山藤も色づいています。♪♪

もうすぐ咲きますね。♪♪



ウグイスのきそり鳴きを聞いていたら、メジロが桜によってきて蜜を頬張っていました。♪♪

可愛いですね。☆☆☆(*^ー^*)



結局日中は雨が止まなかったけどお客はボツボツ来られて、「貸切みたいな雰囲気で来て良かった。」とおっしゃって帰られました。♪♪

今日はお天気も良くなるようですね。♪♪♪

また昨日とは違った雰囲気が味わえると期待しています。♪♪♪

(*^ー^*)/
  


Posted by ヒロリパパ  at 00:31Comments(13)

2009年04月04日

えひめあやめまつり。



いよいよ今日からイベント開始です。♪♪

【誰故草】の公開が始まります。♪♪



県道の「鳥栖-川久保線」に看板と紫の幟を立てて目印にしています。♪♪

そこから500mほど山手のほうに入ったところに自生地はあります。♪♪







里山の自然に触れてみませんか。♪♪

都市部に住んでいる方でも昔懐かしい草花たちが歓迎してくれますよ。♪♪





小鳥たちや昆虫たちもごく自然に身近に感じることが出来ます。♪♪

メジロは目の前で・・、ウグイスは鳴き合いを感じることが出来ます。♪♪

何よりも【誰故草】が今年もちゃんと待ってくれていますよ。♪♪♪
  


Posted by ヒロリパパ  at 07:52Comments(0)

2009年04月01日

日差しを浴びて。



【誰故草】は草原性の植物です。♪♪

従って日差しはいくらあっても有り過ぎることはありません。♪♪



でも、原産が中国大陸の東北地方(旧満州)だろうと言われ、どちらかと言えば寒冷地に適しているようです。♪♪



日本に自生する【誰故草】は南限地帯に生息していると言う事になります。♪♪



九州でも温暖化の影響が感じられるこの頃・・・。♪♪

【誰故草】は如何なるんでしょうか。♪♪



十数万年も、生き続けて来た植物だから順応していくとは思うけど・・・。♪♪

太陽の光を浴びながら・・・。♪♪♪  


Posted by ヒロリパパ  at 22:13Comments(0)

2009年03月28日

やっぱりおそいかな。??

今年のイベント、えひめあやめ祭りは4月4日から12日までだけど・・・。♪♪

気になって【誰故草】の自生地を見に行ってきました。♪♪

日差しが当たるほとんどの株に花や蕾が付いていました。♪♪











一週間前倒ししてもよかったかな。??と思うほど咲いていました。♪♪
おまけに夕方から日差しが出てきたのでなおさらです。♪♪









花の寿命は2~3日大きい株は1週間くらい咲き続けるけど、小さい株は4~5日で終わってしまうので少々心配です。♪♪

昼間の気温が上がらない事を祈ります。♪♪











早くご覧になりたい方は久保泉公民館又は私までご連絡していただければ明日(29日)は対応できます。♪♪

平日も現地が分かられる方は要ってもらっていいと思います。♪♪

保全会の誰かが対応してくれると思います。♪♪♪

今年の公開は花期の終盤になりそうですね。♪♪♪

ちなみに株ごとに花の形・色・アヤメの模様・大きさなどが違い、個性を持っています。♪♪♪


誰故草を見られるときはゆっくり見比べて見られたら面白いですよ。♪♪♪  


Posted by ヒロリパパ  at 19:32Comments(2)

2009年03月22日

雨に濡れても。



日本人の心の中にある花の一つにアヤメがあります。♪♪



美女の代名詞にも、何れアヤメ杜若・・。と言う表現もありますよね。♪♪



最近は花菖蒲が一番人気があるようですが・・・・。???



雨に濡れた姿は他のアヤメたちと同じですね。♪♪



花丈8~10cmくらいのミニアヤメですが、プライドと品格はどんなアヤメにも引けをとりません。!!

見たことの無い方は是非本物を、見たことのある方は再会をしに自生地へどうぞ・・・。☆☆☆  


Posted by ヒロリパパ  at 23:35Comments(0)

2009年03月20日

咲きましたぁ~。



佐賀も昨日(19日)ソメイヨシノの開花宣言がありましたが、例に違わず今朝【誰故草】の自生地へ行ったら二株に花が付いていました。♪♪



天気が良かったので場内を一回りしているうちに膨らんでいた蕾が次々に開いていました。♪♪





他にも数株に花芽が色づいていたので日曜日には開くかも知れません。♪♪

今日も福岡から気の早い常連さんが見えられて開いた花をカメラに収めておられました。♪♪



小学校の花壇も気になったので見に行ったら一輪だけ咲いていました。♪♪

他の株も花芽がいっぱい付いていたので、今年は楽しみです。♪♪♪  


Posted by ヒロリパパ  at 22:49Comments(6)

2009年03月13日

ポスターが出来ました。



今年もえひめあやめまつりのポスターが出来ました。♪♪

少しでも多くの方に来ていただくために・・♪♪



ちょっとお手伝いしていただく方を募集するためにチラシも町内に配られました。♪♪

もちろん町外からもOKですよ♪♪



公民館誌くぼイズムです。♪♪

行事の報告や案内を中心に毎月発行していただいています。♪♪

今月は「えひめあやめまつり」の案内がメインです。♪♪



えひめあやめまつり」に会わせて今年も「えひめあやめマーチ」が開催されます。♪♪

久保泉公民館を発着で、町内の史跡などを回って【誰故草】と面会します。♪♪

ウォーキングが好きな方は参加されませんか・・。???

豪華景品抽選会もありますよ。♪♪♪

4月4日が楽しみです。♪♪♪

  


Posted by ヒロリパパ  at 21:10Comments(2)

2009年03月07日

自生地近況。



桜前線が3月19日と発表があったので【誰故草】も気になったので、様子を見に行ってきました。♪♪

自生地の手前の丘は桜と白木蓮で花盛りでした。♪♪ピンクと白が綺麗ですよ。♪♪





自生地までの山道を歩いていったら、モミジイチゴが満開。♪♪アザミの蕾が出番を待っていました。♪♪



【誰故草】もほとんどの株が芽を出しています。♪♪やはり開花は早そうな雰囲気です。♪♪





【誰故草】の下部の位置を確認していたら、トカゲを発見。♪♪啓蟄も過ぎましたから活動開始ですね。♪♪

この薄黄色の穂みたいな花はカンスゲの花ですね。♪♪





場内を見て回ったらスミレやクレソン(オランダガラシ)の花も見かけます。♪♪





【誰故草】と同じくらいに花が咲き始める【バイカイカリソウ】もそろそろ準備を始めています。♪♪

秋に赤い実のような花をつける【吾亦紅】も芽を出していました。♪♪

この二つは、【誰故草】と同じ佐賀県の絶滅危惧種に指定されています。♪♪

皆一緒に、後世まで保全できれば良いと思って頑張っていますので機会があれば花を見てやってくださいね。♪♪  


Posted by ヒロリパパ  at 00:06Comments(4)

2009年03月03日

芽が出てきました。♪



自生地の様子を見に行ったらまだほとんど変わりが有りません。♪♪

周囲ではスモモの花やヒサカキ・野イチゴなどの花を見かけたけど、1月に作業したままの姿でした。♪♪

それでも良く見ると2~3株には新しい目が出てきていました。♪♪

いよいよ【誰故草】の季節が到来したようです。♪♪






久保泉小学校の児童たちに興味を持ってもらうために種まきをして発芽した株をプランターで栽培してもらっていますが、その株にも新しい芽が出ていました。♪♪





今年は初めて花が咲きそうな株の雰囲気なので、学校の先生も期待されておられるようでした。♪♪

花が咲くのは、たぶん春休み中になると思うので自生地の管理とあわせて観察して行きたいと思います。♪♪  


Posted by ヒロリパパ  at 00:33Comments(4)

2009年03月01日

絶滅危惧種。

山野草や草花を好きな方は一度は聞いた事のある言葉だと思いますが、各都道府県で指定されているようです。♪

【誰故草】も佐賀県の絶滅危惧種に指定されています。♪

字の通り自生している植物が絶滅してしまう恐れがあると認められているという事です。♪

佐賀県ではここ(佐賀市)だけにしか自生地が無いのでココの株が無くなれば佐賀県では絶滅したという事になります。♪

そういうことが無いように、愛好家の方たちはもちろん草花を好きな方たちをはじめそうでない方々も子々孫々に残していくために保全活動は必要であると思います。♪♪

私は【誰故草】単一種だけでなく前回紹介した「共生植物」たちも一緒に保全していかなくてはいけない気がしています。♪♪

人間の歴史より永い間一緒に生きてきた仲間たちと一緒に保全する事によって未来に繋がっていくと信じています。♪♪

今年は出来るだけ自生地に出かけて、一緒に生えている草花たちを少しづつ紹介できたら・・・。と思っています。♪♪

詳しい方は是非現地へ来ていただいて協力していただければと思いますのでよろしくお願いします。♪♪♪  


Posted by ヒロリパパ  at 23:45Comments(2)

2009年02月28日

【誰故草】の特徴 Ⅱ

以前に、【誰故草】の自生している環境を調べた事があるのですが、全国(西日本)の自生地に共通する点を紹介してみます。♪♪

先ずは、土壌です。♪♪

いずれも、花崗岩の風化した土壌、つまり赤土質の土壌に自生しています。♪♪痩せ地でも生育できるように進化したと思われます。♪♪

前回紹介した乾燥に対応できるのも共通するのかもしれませんね。♪♪

腐葉土などで肥えた土壌では他の植物やモグラなどに生育を阻まれてしまうんでしょうね。♪♪

次は環境です。♪♪

水はけのよさそうな斜面が多いですね。♪♪平地では育ちにくいのか自生地は残っていないようです。♪♪

人との共存をする事によって生き延びてきたのかもしれません。♪♪

従って佐賀の自生地では、保全活動として里山の維持を基本的な作業としています。♪♪

主に草刈と潅木の伐木などです。♪♪・・・刈った草は自生株のあるところからは除去します。♪♪

もう一つは、一緒に生えている植物です。♪♪

各地でそれぞれ調べてあるみたいですが、百数十種類ある内のほとんどが一致しているのには驚きでした。♪♪

ある意味で、「共生植物」と呼んでもいいかと思いました。♪♪

国の天然記念物に指定している表現が「えひめあやめ自生南限地帯」と表現されているのが何となく納得できるような気がしました。♪♪♪

最近、猪の出没が自生株を脅かしていますが、猪に限らず他の動物や植物は自然の営みの中に生育しているという観点から特別な駆除活動は、何処の管理地もされていないようです。♪♪♪

今日はこの辺で・・・。♪♪♪  


Posted by ヒロリパパ  at 00:07Comments(2)

2009年02月26日

【誰故草】の特徴

【誰故草】の特徴を少し紹介しておきます。♪♪

先ず、生えているところですが何処の自生地も里山と呼ばれる山の斜面が多いようです。♪♪

天然記念物の理由に大陸系の依存植物と説明したとおり基本的には日当たりのいい草原が自生地に適しているようです。♪♪

あやめ科のあやめ属に分類されておりますが、永い進化の末に乾燥地でも生育できる遺伝子を持っているようです。♪♪

実際佐賀の自生地でも地盤の滑落で数株犠牲になった株の根を見たことがありますが、一部で60cmを超えていたようです。♪♪

さらに根の先っぽに根瘤菌のような塊が付いていてこれが水分あるいは養分をためているのではないかと思われます。♪♪

従って、この根を切ったら栽培が出来なくなると思われます。♪♪自生株は1m以上の根が下がっているようです。♪♪

山口県の金子先生は栽培を研究されておられますが、栽培株にはこの塊は付かないとおっしゃていました。♪♪

その代わり水遣りは大切ですとも・・・。♪♪

やはり他のあやめたちと一緒で水は好むようですね。♪♪

根の進化によって乾燥地に自生できる事が最大の特徴だと思います。♪♪

花丈は10cmくらいなのに根の深さは10倍以上あるからでしょうね。♪♪

今日はこの辺で・・・。♪♪♪  


Posted by ヒロリパパ  at 19:28Comments(2)

2009年02月25日

名前の由来。

【誰故草】【エヒメアヤメ】どちらが本当。??

明治32年、植物博士の牧野富太郎先生が愛媛県腰折山で発見されたこの花を新種のあやめとして発表されたのが、地名を取って【エヒメアヤメ】と命名されました。♪♪

ところが、西日本各地でもっと昔からあったことが報告され、和歌などに残っていた【誰故草】を正式名称として登録されました。♪♪

【エヒメアヤメ】は、そのまま別名として残されましたので、通称として全国で使用されています。♪♪

   誰故に 乱れそめきし 花なれや

             みちのしりへの 里ならなくに
(西備名区)


それまでは各地で【小杜若】【一寸菖蒲】【雛菖蒲】【丘菖蒲】【姫菖蒲】【タロヘーソー】などの名前で呼ばれて居ったようです。♪♪

戦前までは小城市三日月から鳥栖・さらには筑紫野・篠栗辺りまで筑紫山系の里山には至る所で見かけられたようですが、今では佐賀県内ではここ(佐賀市久保泉町)だけにしか自生株は無いようです。♪♪

名前の通り、花丈10cm程度の可愛いあやめの花を今年も見に来て頂きたいと、町内一丸で準備しています。♪♪

郷土の歌人、中島哀浪も里山の風景を、

   ふるさとの 帯隈山の うぐいすは

              今も鳴くなり その竹むらに


と読んでいます。♪♪・・・・・春の里山でお逢いしましょう。♪♪♪  


Posted by ヒロリパパ  at 18:55Comments(4)

2009年02月24日

【誰故草】の造花




我が町の【誰故草】(えひめあやめ)を一般公開するようになってから今年で15回目になります。♪

この間に《えひめあやめ祭り》と称して、いろいろイベントをやってきました。♪♪♪

その中の一つ。アートフラワークラブの提案で【誰故草】の造花を作って販売しています。♪

実物の栽培が難しく数も少ないというのでせめて造花で華やかさを補おうと頑張っていただきました。♪

最初のうちは実物より色も薄く形も大きかったように記憶していますが、最近はご覧のように実物とさほど変わらないほどまでに上達され、花を見慣れた私たちでもチョット見では見間違えるほどまでになりました。♪♪♪

私たちには財力が無くほとんどがボランティアで行っている保全活動の活動資金は、町内からの会費と見物された方々の浄財によって賄われております。♪♪

決して強制ではありませんが、見物にお越しの切は活動をご理解の上、ご寄付若しくは物品購入等をしていただければ助かります。♪♪♪

今年の開花予想は3月20日頃と思いますが、咲き出したらこのページで案内させて頂きたいと思っています。♪♪♪  


Posted by ヒロリパパ  at 19:21Comments(4)

2009年02月23日

【誰故草】(えひめあやめ)のお話

ようこそ、いらっしゃいませ。

今日は【誰故草】の話を簡単にしておきます。

現在国の天然記念物として認定されていますが特別な保護や援助は一切ありません。地元の人たちのボランティアで一切の保全活動を行っています。
天然記念物の理由は日本列島が大陸の一部であった証拠の一つであると認められたからだそうです。十数万年前何度かの氷河期に南下した動植物が日本列島が分離した時にそのまま生き残ったものだという事だそうです。
従って自生していなくては意味が無いという事です。もちろん数も少ないので珍しいものには違いありません。佐賀県の絶滅危惧種にも指定されています。
大正14年にお隣の神埼市日の隈と一緒に天然記念物の指定をされていますが、盗掘などにより日の隈は昭和37年に指定解除されています。
栽培としては地元を中心に数名の方が育てられているようですが、色々条件が揃わないと難しいらしく数はなかなか増えていないようです。
自生地では毎年僅かの開花時期に少しでも多くの方たちに可憐な花を見て頂く為に年間を通して保全活動をしています。
今年も4月4日~4月12日までの9日間《えひめあやめ祭り》として訪れる人たちをおもてなししたいと計画しておりますので、是非とも足を運んで頂き可憐な花とご対面していただきたいと思います。
現地でお待ちしております。
以上
  


Posted by ヒロリパパ  at 16:44Comments(2)

2009年02月22日

自己紹介





佐賀市に住む草花が好きなおじさんです。face06

我が町の宝、国の天然記念物【誰故草】を後世に遺す為町全体で保全し少しでも多くの人に見ていただきたいと思っています。face02

今年も4月4日~4月12日まで《えひめあやめ祭り》としてイベントを開催して案内しますので、是非足を運んでいただき可憐な花を見ていただきたいと思います。face06

花の時期がソメイヨシノとほぼ同時期なので、他の時期は地域の草花を中心に書いて行けたらと思いますのでよろしくお願いします。icon23face05  


Posted by ヒロリパパ  at 16:41Comments(2)